深圳、第二のシリコンバレー!?中国から見る士業・専門家の未来とは??

みなさん、こんにちは!生前対策・家族信託コンサルタント司法書士の斎藤です。
11月末から12月2日まで中国深圳、香港にいってきました。今日は、現地を見た感想をお伝えます

中国版、シリコンバレー!?

深圳は中国都市総合ランキングで第3位。「第二のシリコンバレー」とも言われています。

街を歩いていても活気がムンムンと感じられる、そんな印象が強かったです。人口もわずか30年足らずで30万人から1250万人まで増えました。東京23区で人口950万人横浜市で370万人なので、都市としても桁違い。
中国全体の人口でも13億8000万人と、日本全体人口の1億2000万人。

製造原価が伴わない情報、IT系であっても、市場占有率1%でも1380万人。この一人ひとりが月100円をこの市場で使っても、月13億円、年間165億円の売り上げが作れてしまう、スケール感が全く異なります。

ビルや街並みも東京のショッピングセンターと変わらない。物の質、店舗の内装も上がっている。昔テレビでよく見た「似ているけどダサい・・・」というイメージとは変わってきています。

 

日本が今年になり「中国への開発途上支援をやめる方向で動く」というニュースがありました。
が、現地に行くと、今更感です、、、完全に日本より進んでいます。

》対中ODA、40年で幕 対等な関係で途上国支援へ

日本でもドコモ、メルカリなどが都市で、シェア自転車導入を進めているというニュースがありますね。
中国は既に街中シェア自転車だらけで、乗り捨てができます。

しかし、日本では乗り捨てはできず、利用後は指定の場所に置く必要があります。

中国のキャッシュレス決済の状況!

中国に行って驚いたことは、町中、QRコードだらけだということ。店の入り口にあるので、かざせばその店の公式ページに入ることができます。ちなみに、下記の写真はケンタッキーの写真です(^^)

また、iTunesからダウンロードしなくても、WECHATの中でミニプログラム(ミニアプリ)をつくることができます。個人でも企業でもミニアプリをつくれる、そして、購入、予約、WECHATpay Yだけで代金決済できる。
WECHATだけで完結するシステムもできあがっています。

 

日本でいうと、Yahoo!をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。Yahoo!の中で、ヤフオク、ショッピングができます。ただ、Yahoo!ではそれぞれ最終的な支払いはクレジットカード、銀行振込など決済手段が必要で、一つのアプリ内で完結しません。

でも、WECHATさえあれば、全てのサービスを使うことができます。WECHATpayにチャージしておけば、ポイントを活用して宅配、外食、自販機、コンビニ、シェア自転車、シェアカーなど様々な場所、様々な場面で使えてしまいます。

ネット上にある仮想のポイントが様々な取引でそのまま活用でき、国民全体に取引の対象として信用されているのです。

さらに、人気のレストラン、カフェをWECHAT内で見れば、「美的集団」というサービス(日本でいうとUberEats)がセットされています。
そのアプリをつかって注文をすれば特定場所まで配達される体制が整っています。また、事前注文してお店にいけば、注文した商品をピックアップできるサービスも整っています。

サービスは、アプリを独自に制作して活用することも当然できます。しかし、WECHATのミニプログラム(WECHAT内のアプリ)を使えば、WECHATpayをつかって、支払いも完了できるのです。そこにおおきな強みがあります。

WECHAT、アリペイが独自の経済圏をつくっている

日本だとチャージして使うものと言えば、Suicaだったり、nanaco、LINEpayだったり、多くのサービスがありますが、それはそれぞれが提供するサービスを使うために使用するものであり、そのサービスを利用するため、チャージするものであり、皆、どこでも使えるものとは認識していません。

でもWECHATpay、アリペイは違います。コンビニでも、自販機でも、一般の中小の小売店でも、家電量販店でも、空港でも、交通機関、シェア自転車、シェアカーでもどこでも、なんでも使えるのです。

日本でいうとどこでも通用するものと考えると「円」という通貨しかありません。でも、中国では、法定通貨である「元」と同じようにチャージすればどこでも使えるのです。しかも、一部の店舗では完全にキャッシュレスとなっているので、「元」すらも使えず、WECHATpay、アリペイしか使えない、、、そんな場所も多数存在します。

それは、ある意味、WECHATpay、アリペイが、「元」と同じく通貨と同じくらい信用されており、それで取引ができることを意味します。僕は、これは「通貨」なんだと衝撃を受けました。

こんなにモノと情報が連動しているとそれに慣れると、この便利さから離れられなくなるでしょう。

中国と日本、、、そして、次の時代に向けて

日本でいくらSuicaのポイントを持っていても、スーパーで使えなかったりするわけで、それとは大きな違いがあります。日本では、ATMが全国にくまなく存在し、現金を得る手段が広がっていること、それがキャッシュレスの普及を妨げている、、と感じます

今回、あえて自分でググり(中国の場合は百度が必要ですが、なんとか漢字をで意味がわかります)バス、地下鉄等、公共機関を使っていて感じたこと、それはググれば、先進国であれば何とかなるということです。どのバス、地下鉄に乗れば行きたい場所に行けるかわかるし、おいしいレストラン、見逃しをしてはいけない名所もわかります。

ネットで情報は事前に収集ができ、その場所にどんなものがあるのか、どんな食べ物があるのか今では遠くにいながら、調べることができます。人は自分で調べて自分で、現地で体験したいのです。

ある意味、それは「確認」作業です。
やったことがないことをやってみたい、見てみたい、歴史的な背景やその場所ならではの文化、その地域のビジネスモデルなど、ググっただけではわからないこと、、を現地で直接体験したいのです。

短い時間で、効率よく回る方法はググればわかることでも、その背景までを、その人の意見も含めて知るためには人が必要、、、そこに人の価値があり、感情、共感をもって伝えること、それは人にしかできないことでしょう。

それは僕らの士業、専門家のビジネスにもいえることです。今日の話は、僕が好きな外食の話が中心でしたが(^^)他のものに置き換えていくと、どうでしょうか?

不動産、金融資産、登記、法務、税務、保険、、、いろいろな物がつながる世の中になり、経済圏がつくられていく、その便利さの中で、皆さんはその経済圏以外のサービスを使いますか?

LINEもみずほ銀行と提携して金融サービスを提供していくというニュースが先日ありました。

》【コーポレート】LINEおよびみずほフィナンシャルグループ、新銀行の設立検討開始に向け、LINE Financial、みずほ銀行を通じた共同出資による準備会社設立について合意

今後、業界をまたいでこう言った話は益々増えていくでしょう。これから、そんな時代が日本にも到来します。それは、今のITリテラシーが乏しい(全てとは言いませんが)、50,60代が現役を退き、僕らの世代が社会の中心となったときです。

そういった時代がくるのは、まだ数年かかるかもしれません。
当初数年はみんなガラケーづかいだったのが、3Gがで、通信速度が上がり精度が上がったのを機に一気にスマホシフトに皆動きました。僕も昔使っていたポケベルも来年の9月末でサービス終了します。

キャッシュレスも今は、群雄割拠の時代で、まだ選べないですが、一気に進む可能性が高いです。その時を考えて、今取り組んでいくべきことを考えていく必要があります。

みなさんはそのとき、何をしますか?僕はその時、ワクワクする毎日を過ごしたいし、そのために、やりたいこと、できることを一歩ずつ体験していきます。
また、メルマガで中国体験記事を公開しますので、楽しみにしておいてくださいね!

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