中国ビックデータの現状とこれからの士業・専門家の仕事とは!?

★記事の後半に中国の最新のIT情報を動画で紹介していますので楽しみにしておいてください!

最近このような記事を目にしませんか?
今までの時代は石油中心だったこれからの石油に代わるものは、「データ」となると言われている
これまでの時代は、様々な産業において石油が重要な資源となり、その資源国である中東に富が集まっていた
日本でも、石油を中心に車、エネルギー、運輸、製品など、ありとあらゆる産業につながっています

現在、GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)が急成長し、彼らはプラットフォーマーとして生活の様々なシーンに関わってきています
アマゾンのおすすめ商品や、appleのフェイスブックの画像認識、Facebook、Googlen広告など、様々な行動や発信がデータ化され、これらがサービス機能の強化につながっています
知らない間に勝手に自分にあった商品の広告など気付かない間に流れてきたり、Amazonでの購入履歴からおすすめ商品が紹介されるなど、、多岐にわたっています

いかにして消費者のデータを収集できる仕組みを作り、その分析を行い、新しいサービスを提供していくのか、その競争が続いています
デジタル化が進む中、データ収集で圧倒的な取り組みをしているのが、中国です
そんな中、先週、中国の貴陽と上海に視察にいってきました

今回の記事は、下記のとおりです
・中国で進むリープフロッグ現象
・ビックデータの基盤となる5Gの技術の世界の動静
・5Gの活用によるこれからの社会や士業ビジネスの変化

これからどう社会が変わっていくのか自分たちの仕事にどう対応していくのか、考察のきっかけになれば幸いです

それでは、どうぞ(^^)/

|中国で進むリープフロッグ現象

日本やアメリカでは個人情報の観点から、データ収集とその活用が思うよう進まないこともままありますが、中国では国を挙げてビックデータの収集とその活用に取組ができています。
その中国の中でも、
ビックデータ活用の注目の都市の一つが貴州省貴陽市です。
一人当たりGDPが中国で最も低い貧しい省である同省は、「ビッグデータシティー」としてのブランディングを強化し、新興産業による発展を目指しています。
街中どこにいっても、「大数(ビックデータ)」のスローガンだらけです(笑)

のぼり旗の他、大数公園、大数広場、大数基地など、街中、ビックデータとは関係のないものまで、なんでもかんでもビックデータと関係のないものまで名乗っていて、市をあげて、ビックデータを盛り上げています



シェアリングカーのDIDIを使いましたが、その運転手さんも片言の英語で、熱くビックデータのこと、語ってきました(笑)
今の日本でいう東京オリンピック以上に、市民を巻き込んでの盛り上げ方、ブランディングの仕方がうまいなと率直に感じました
今回、貴州省貴陽市で毎年開催される「ビッグデータエクスポ」に参加してきました

中国では上海、深圳をはじめ、様々なリープフロッギング現象(※)が起きています。(※)発展途上国が発展段階を飛び超えて最新テクノロジーを実装していくこと
例.日本:ガソリン車→ハイブリッド車→電気自動車中国:ガソリン車→電気自動車

例えば、貴陽でも2017年の試験運転を経て、2018年12月に初めての地下鉄が開通しました地下鉄という交通手段は現地では最新のものです。
そんな貴陽では2018年9月自動運転実証実験基地の設置が発表されたとのことです

地下鉄開通と自動運転実験が同じタイミングで行われる、日本だと、地下鉄の自動運転などまだまだ先の話です。中国では、新規設備導入と同時に最新技術を持込、社会のインフラに実装しているのです

中国は国家として電気自動車推進をしていますので、市民の所得が高まるにつれて、ガソリン車から電気自動車に切り替えるのではなく、初めて購入する車が電気自動車だったり、カーシェアリングが基本、さらに、自動運転車の社会実装がいち早く進めば、自動運転もいきなり導入ということもできる環境があります

ちなみに、街の道路のコインパーキングでシェアリング自動車が置いてありました

最初に持つ携帯がスマホというイメージでできるので、日本のように、自宅電話→ガラケー→スマホというステップを踏むことなくいきなり最新技術が導入できるのです

|ビックデータの基盤となる5Gの技術の世界の動静
最近、ニュースでアメリカと中国のテクノロジー冷戦の問題がクローズアップされています特に、その中でもファーウェイの問題が注目されています。

「5G」ファーウェイ排除を…米長官、独に要求

【徹底分析】米制裁でファーウェイが陥った部品危機はどこまで深刻か

5Gの特徴をよくまとめている記事があるので紹介します。

”5Gの特徴は、
1.超高速
2.超低遅延
3.多数同時接続の3つだという。
5G通信は、いまの4Gに比べ通信速度が
100倍から1000倍になると言われている。

そして、通信ネットワークにおけるタイムラグを極めて小さく抑えられることができるため、自動運転やロボットの遠隔制御、さらには遠隔医療の分野などにおいて効果が期待される。

また、基地局1台で100個程度の機器やセンサーを同時にネットに接続することができるため、まさにIoTに必須のインフラとなる。”

2019年4月20日マネー現代記事
“5G時代が本格到来! 私たちの社会や生活は「ここ」まで激変する”より引用

この次世代の技術を支える5Gの主要特許のうち、ファーウェイが保有する5Gの特許数は2019年2月初旬の時点で一企業として最大の1529件に上り、ZTEなど中国の会社が保有する特許を合わせると、5Gに関する特許のうち中国勢は36%を占めクアルコムやインテルなど米国企業が占めるシェアは14%にとどまっているのが現状です

AI化、自動運転、遠隔医療などを支えるためには高速通信のネットワークが必要なのですが、そのインフラになる5Gの技術を中国がもっているのです
この小さな箱が5Gの基地局です4Gを設置するための鉄塔など立てる必要がありません


だから、軍事の問題もあるとは思いますが、次世代の技術である5G、その技術で世界を中国に覇権されるのを米国としては座視することはできないのが現状です

|5Gが実装されると士業・専門家の仕事はどうなるのか!?

ここからは、エキスポで見てきた面白い情報を画像の他、動画も交えながら紹介します

・シャベルカー遠隔運転
遠く離れた場所での工事現場などでのシャベルカーの運転です5Gの技術を使って遠隔操作しています
ガンダムみたいに、ロボットに乗り込む話はもう
遠い話ですね(笑)

・遠隔医療
医療診断を病院に行かずに、自宅で受けられます

・自動運転車
ドライバーが非常用にいましたが、ハンドル、アクセルなどには触れていません
人が急に飛び出してくるデモンストレーションもありましたが、止まっています。

人が多いことから、突然人が飛び出してくる、車が止まっているなど、そういったイレギュラーなデータが中国は収集しやすいので、自動運転の技術開発が進みやすいと言っていました

・貴陽市行政アプリ
このアプリ内に各種行政手続きを行うことができます

また、身分証明書、運転免許証、各種資格証明書が収納されており、各種の証明書をもたなくても、アプリ内で身分証明が完結されます下記の写真は説明している女性の本当の個人情報らしくて、私の方で手書きで黒塗りしました(笑)体張っていますね~。


アプリ内で完結するという意味では、エストニアよりも先に進んでいる側面があります
そして、手続き関係の状況は行政のデータと連動しているので、各種機関は、手続きの受付状況を管理分析できるとのことです

中国の場合は、省や市などでの行政上のデジタル化が異なっているようで、深圳市は深圳のアプリ、貴陽市は別、上海は異なるというようにそれぞれ統一化はまだされていないようです

・顔認証自動販売機
アリババの自動販売機です事前にアプリ内で顔認証しておけば、顔認証決済できます

・遠隔署名ロボ
アプリ内で手書きしたものを、ロボットが同じ筆跡で書きます
3Dプリンターで同じ印鑑がつくれば、署名捺印を遠隔でできるようになりますね(笑)

・遠隔操作ロボ
人の動きと同じ動作をロボットが行いますほぼ遅延がありませんこの技術を応用すれば、手術など医療行為などにも活用できそうです

・自動警備ロボ
会場内を数台動いていました

・自動清掃ロボ

・おまけ(ドローンショー)
エキスポ開催期間中に花火の代わりに約500機のドローンを用いて夜間にショーを行っていました

日本では規制があるので、難しいでしょうが、中国だからこそ、こういうことにも真っ先に取り組めるんでしょう
ちなみにその前日もショーを、公園の池の上でやる予定だったのですが、どうも人が集まり過ぎて、池に落ちた人が出てしまったようで、当日なんのアナウンスもなく、突如中止になりました会場も日本の満員電車以上の、人混みです時間になってもショーは開催されず、会場では中止されたかもどうかもわからない状態でした

ビックデータ活用して事前の対策とかはないんですね、、、とりあえずやってみる精神は素晴らしいと思いました(笑)

|まとめ

・中国をはじめ、これから発展していく国では、途中の過程がないリープフロッギング現象が起きている
・アメリカ、中国とのファーウェイ、貿易摩擦問題があるが、この5G、デジタル化の流れは止まらない
・5Gの特徴は、超高速、超低遅延多数、同時接続データの大容量高速通信化により、社会・ビジネスが変わっていく

顔認証、行政手続きのオンライン化、自動化、遠隔操作など、技術の進展により、今まで、士業や専門家が担っていた、情報提供や本人確認、手続きの効率化などの側面は代替ができそうです

ただ、この技術を活用すれば、例えば遠方にいる方の本人確認、成年後見人としての見守りなど、効率的に行えるようになってくるし、面倒な手続きからは解放されてきます

データを活用し、大量に案件を処理していく士業・専門家とより、人間関係や信頼関係など、人としてのコンサルタントとして活躍する士業・専門家とに大きく分かれてくる、そんな時代になってきそうです

そんな中国をもっと詳しく知りたい、そんな方のために2019年11月3日日曜日~7日木曜日にかけて中国でリープフロッキング現象が進んでいる中国深圳の他、香港での斎藤目線での視察ツアーを現地の旅行代理店と企画しています

視察だけでなく、グルメも抑えていきますので、興味ある方は日程を開けておいてください詳細が決まりましたら、メルマガ等でご案内します(^^)/

次回の記事もお楽しみに!

|SNSを活用した士業・専門家マーケティングとは?

普及するSNSを活用して、顧客獲得の仕組を作れていますか!?

スマホ社会の発展やネット通信インフラの発展と共に大きく普及し、世界中にその愛用者がいるSNS。

大きな特徴は、個人が情報発信をしたり、知らない人と共通の趣味や好きなもので繋がることができる点で、
これを企業の宣伝やマーケティングに活かそうというのがSNSマーケティングです。

SNS運用を始める効果として
「自社サイトのアクセス数が増加」
「webからの問い合わせが増加」
「新規顧客が増加」
「既存顧客のリピート率が向上」
「営業でのお客様との関係が向上」
等が挙げられます。

士業・専門家は、今後どのようにSNSを活用していけばいいのか?

その点をわかりやすくテレビや雑誌でも有名な株式会社ROC 代表取締役 坂本翔氏をゲスト講師にお招きし、解説頂き、後半は坂本先生と斎藤にて、SNSを活用した士業マーケティングについてパネルトークを行います

当日会場まで来場できない方もWEB参加できますので、是非ご興味ある方はご参加ください(^^)/

【生前対策・家族信託コミュニティー~LFT~2019年6月定例会】
SNSを活用した士業・専門家マーケティングとは?
★セミナー内容★
◎SNS時代における消費者の行動の源は「誰から買うか」。その心理を解説!
◎SNSの全体像とそれぞれの特徴とは!?
◎最大限集客に利用するFacebookの仕組や活用方法
◎SNS広告ってどれくらい効果があるのという疑問を解消します!

日時 2019年6月12日水曜日13時半~16時半
場所 東京駅付近貸会議室
詳細・お申込みはコチラ☟
https://peatix.com/event/648139


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