情報発信をしていきたい士業・専門家のためのコンテンツ制作4つのポイント

ライティング

コロナの影響もあり、web経由での仕事受注のため、YouTube、ブログなどwebを活用した情報発信に取り組み始めている先生が増えてきています。しかし、情報発信しても、仕事につながらないという相談をよく受けることも多いです。

読者や視聴者に勉強になったというコメントやいいね、登録者がついても、実際に仕事の受注につながなければ売り上げにつなげることはできません。僕自身も記事をつくって評価は良くても仕事に全然つながらないといった苦い経験を経てきました。

今回の記事のポイントは、下記のとおりです。

  • 動画、記事、広告、販促物すべてに通じるものが、ライティング技術。その基本は、顧客目線で考えること
  • キーワードの検索ボリュームから訪問者・視聴者数を考える。そもそも、ニーズがないテーマに対しては誰も興味がない
  • キーワードからどんな顧客がどのような状況で調べて検索するかを考えるのがポイント
  • キーワードが固まったら、次に考えるのはそのタイトルと内容、そして導線。導線は、「今すぐ客」と「そのうち客」とでは異なる点に注意

これからwebを活用して情報発信をしてきたいと考えている先生が知っておきたいポイントを解説いたします。

読者、視聴者目線でコンテンツを考える

動画、記事、広告、販促物すべてに通じるものが、ライティング技術です。

情報発信

今は、コンテンツで溢れている時代です。
記事や動画などコンテンツを作る際は、相手が何について調べているのか、興味を引く内容でないと途中で離脱されてしまい、読んでもらえません。時々見かけるのが、士業の先生や事務所スタッフが記載する日常的なブログです。芸能人であれば興味を持つファンはいますが、一般人が書いた日常には誰も興味がありません。知り合い同士でお互いの日常などをSNSで投稿するのは、お互いに関心があるので芸能人と同じで問題ないですが、新規の関係性がない顧客にとっては、興味がありません。

今は、YouTubeやネットフリックス、最近ではclubhouseなど多くのコンテンツが溢れている中で、大前提として押さえておきたいのは、多くの人は、つまらない、興味がないコンテンツに対して読んでいる時間などはないのです。

そのため、制作をするときは、読者・視聴者など顧客目線になってまず、コンテンツを考える必要がまずあります。

キーワードの検索ボリュームから訪問者・視聴者数を考える

YouTubeもキーワードで検索できるので、GoogleもYouTubeも同様にキーワードから考えていきます。特に、士業や専門家の先生が発信するコンテンツは、役に立つ情報発信がメインです。顧客がどんなキーワードで調べて検索してくるのかという点からコンテンツづくりを考えていきます。

検索ボリューム

たとえば、士業の先生が「遺言書」をテーマにコンテンツを作ったとします。「遺言書」というテーマでいうと、Googleで検索される回数、月間ボリュームは約14800回あります。
それだけ、多くの人が遺言書というキーワードで検索しているのでニーズがある用語です。

でも、これだと「遺言書」ではテーマが遺言の効力について調べているのか、作成方法について調べているのか、効力や保管方法について調べているのか、顧客のニーズがわかりません。なので、さらに絞り込みをかけていきます。

僕もそうですし、多くの方もそうだと思いますが、通常、検索する際は、キーワードを絞り込みます。例えば、遺言の作り方は調べているときは「遺言 書き方」や遺言の効力を調べているときは「遺言 効力」です。それぞれ、検索数を調べてみると、「遺言 書き方」で5400回「遺言 効力」で1600回検索されていることがわかります。それぞれのワードで検索し、仮に検索した10%の人がサイトを閲覧してくれたら「遺言 書き方」で540人、「遺言 効力」で160人新規訪問してくれることになります。

そもそもニーズがないキーワード、テーマを記事、動画としてしまうと誰も見てくれない、視聴してくれないといった事態が発生します。自分のコアなファン向けに(前項の事例でいうと、芸能人)発信するテーマであれば書きたい内容を書けば問題ないのですが、上位検索を狙うときは、ニーズがあるものを選ぶということを考えておく必要があります。

そのキーワードは仕事につながるか?

次に考えていきたいのは、実際に仕事につながるのかという点です。

「遺言 効力」で調べている人をイメージします。
おそらく、これから遺言をつくろうと思っている方、もしくは亡くなった方が遺言を作成していて、周りの親族の方はその効力を調べていることなどが想定されます。これからつくろうと思っている方であれば、仕事にはすぐにはつながらないことが想定されます。そのため、「今すぐ客」か「そのうち客」かの分類でいうと「そのうち客」です。遺言が出てきた親族であれば、これから相続手続きをしていく可能性が高いので「今すぐ客」となります。

「遺言 書き方」でいうと、遺言を書こうと思っている本人、もしくは、遺言を親に書かせたいと考えている推定相続人がイメージでき、どちらかというと「今すぐ客」です。

他にも、「贈与税 かからない方法」というキーワードでつくっても、きっとこれは贈与税のことを勉強している人向けのコンテンツで、その人に対しては評価が高くても、勉強しているだけなので相談にはつながらない可能性が高いです。

このように、自分が作るテーマ・キーワードを誰に対して作成するのかというところから、仕事につながる可能性があるのか、ないのかという点を考えていきます。特に士業の先生は、時間が重要ですからこのポイントを外してはいけません。せっかく、いいコンテンツをつくっても全く仕事につながらないという可能性があるのです。

コンテンツの導線を考える

狙うキーワードが固まったら、次に考えるのはそのタイトルと内容、そして導線です。

先ほどの、「遺言 効力」でいうと二つ導線があり、これから遺言を検討している方と遺言書が見つかった親族、2種類のお客さんがいます。それぞれのケースにわけて、タイトルと導線を考えます。

遺言を検討している方向け

生前対策の一つとして遺言について調べて勉強している方が対象です。
遺言の効力、家族が揉めないようにしたいということから調べています。そのため、その人が読みたくなるようなタイトル、例えば「遺言の効力とは?揉めない相続を実現するための○つのポイント」など、対象者目線でタイトルと内容を考えます。

まだ勉強している最中なので、記事や動画の最後で無料相談に記誘導しても仕事につながる可能性は低いです。逆に勉強しているからこそ有益な情報を求めているので、無料冊子やメルマガ、セミナーなどへの導線を引くべきです。良いコンテンツであればあるほど、もっとその人から情報をとりたいと思うので、無料相談ではなく、次の導線に引きます。

遺言書が出てきた方向け

遺言を見つけた親族で、これから相続手続きをしていく可能性が高い方が対象です。そのため、遺言の効力とその後の手続きについて調べています。そのため、その人が読みたくなるように、例えば「親が作った遺言書が出てきた!?遺言の効力と相続手続きの注意点を詳しく解説」
といったようにタイトルと内容をつくっていきます。
この場合は、「今すぐ客」を対象としているので、無料相談で導線は問題ありません。

誰を対象に、どのような内容を制作するのか、そして、提供する次の導線はというように考えていくのがポイントです。

まとめ

  • 動画、記事、広告、販促物すべてに通じるものが、ライティング技術。その基本は、顧客目線で考えること
  • キーワードの検索ボリュームから訪問者・視聴者数を考える。そもそも、ニーズがないテーマに対しては誰も興味がない
  • キーワードからどんな顧客がどのような状況で調べて検索するかを考えるのがポイント
  • キーワードが固まったら、次に考えるのはそのタイトルと内容、そして導線。導線は、「今すぐ客」と「そのうち客」とでは異なる点に注意

”今すぐ客”か”そのうち客”どちらを読者・視聴者として対象にしているのかによって、コンテンツの作り方、内容、導線がすべて変わってきます。今は、コンテンツが溢れている時代ですべてのコンテンツを見る時間がなく、自分が作ったものが誰にも見られないといったことを頻発しています。

どちらに対してコンテンツをつくるのか、そして、その次に設定する導線意外と見落としがちな、顧客目線。ここからコンテンツづくりをしていくと、問い合わせにつながっていきます。


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